「流鏑馬乙女」製作課程解説ページ【2】
【使用ツール】Photoshop5.5J
着物の質感・模様・裏地・毛
着物と、この画像には無いけど手袋の布地の質感は同じ方法で作成。
一度普通にベタ塗りした段階のレイヤーをコピー。
コピーした方に、フィルタの「ちりめんじわ」を使用。
ちりめんじわ処理した方のレイヤーが、ベタ塗りレイヤーよりも上に来る
ように配置。
ちりめんじわレイヤーの透明度を50%ぐらいに変更。
上のちりめんじわレイヤーが半分透けるので、下のベタ塗りレイヤーに
濃い目に陰影を付けて完成。

着物の模様は、模様レイヤーを作り、透明度を落としたペンツールで裾の方
に適当に描く。
適当に描いた家紋なので、2度と同じ物は描けない(爆)そこで、袖部分の家紋
は模様レイヤーをコピーして、画像回転&変形。シワに合わせて、切り取り&
移動&新たに描き込みで、それらしく見せる。
覆い焼き&焼き込みで明暗を表現したら完成。

裏地は、透明度を30%ぐらいに下げたペンツールで裏地の模様を描く。
覆い焼き&焼き込みで明暗を表現したら完成。

裏地からはみ出てる白い毛は、別にレイヤーを作り、裏地レイヤーの下に
配置。
陰影を付けて、細いブラシサイズの指先ツールで伸ばして完成。
紐の網目・馬の肌質
紐の綱目は、塗りとは別のレイヤーを新規作成して、網目を描き込む。
これが結構面倒(^^;)
覆い焼き&焼き込みで明暗を作る。

馬の肌質は、毛が生えてる事を意識しつつ、細いブラシサイズの指先ツール
で丁寧に伸ばして完成。

鹿柄・弓の弦・刀の柄・鞘
鹿柄は、透明度を下げたペンツールで適当に柄を描き、エアブラシで輪郭を
ぼかす。
細いブラシサイズの指先ツールで、毛の流れを1本1本描くように伸ばして
完成。

弓の弦は、新規レイヤーに、パスを使い、薄い黄色で描き込み。
レイヤー効果「ドロップ&シャドウ」で背景を重ねても目立つ弦の完成。

刀の柄は、覆い焼き&焼き込みで、金色部分を金属的に描き込む。
別レイヤーに紐を描き込み、軽く陰影を付けて完成。

刀の鞘は、資料画像だと、どうやら毛皮のような物で包んで有るように見えた
ので、そんなような感じに指先ツールで伸ばしてみる。

ちなみに、刀に付いてる丸い物が、一体何なのか結局分からず、どうやって
付いているのかも良く分からなかったので、想像です(^^;)
多分・・・いや、絶対違うと思うので、信用しないで下さい(^_^;)
つ〜か、全体的に、想像で描いた部分が多いんですけどね(爆)
砂・スピード線
砂は、レイヤーを新規に作り、エアブラシで適当に撒き上がる砂を描く。
砂レイヤーに「粒状フィルム」フィルタをかけて、完成。

スピード線は、このサイズでないと殆ど分からないけれども一応有ります(^^;)
ホントは、フィルタの「風」の「激しく揺らす」を使いたかったのですが、PCの奴
が固まってしまうので、「強く」を10回かけました。
しかし、web用に低解像度にした画像は、見事に潰れて見えなくなってしま
った(T△T)もっと派手に効果付けないと、ダメだな〜と反省。
だけど、頂いた感想の中に、背景の『静』と、キャラの『動』のバランスについて
誉めて頂けたので、結果オーライ♪←(単純)


そんなわけで完成版へゴー ≫
≪ BACK NEXT ≫

オリジナル】【サブTOP